小さい会社の1人SEの開発記というか奮戦記

  1. Excel
  2. 1313 view

日付型の表示形式を指定する【Excel VBA】

データベースから普通に日付型データを吐き出すと yyyy/mm/dd hh:mm:ss の形になります。用途に応じて月日だけ短く出したかったり、秒までしっかり出したかったりしますよね。今回はVBAで日付型データの表示形式を設定する方法についてまとめます。

やりたいこと

今回のやりたいことはかなりシンプルです。

  1. を選ぶ
  2. 表示形式を設定する

だけです。

Columns で列を選択する

D~G列を選択するをVBAで記述すると、

Columns(“D:G”).Select

となります。

NumberFormatLocal で表示形式を設定する

選択した列に NumberFormatLocal で表示形式を設定します。

年月をシンプルに表示したい場合は
Selection.NumberFormatLocal = “m/d;@”

フルで秒まで出したい場合は
Selection.NumberFormatLocal = “yyyy/m/d h:mm;@”

です。Range.NumberFormatLocal = “表示書式指定文字” と覚えます。

表示書式指定文字

書式を指定する文字は「半角」で指定します。

y 西暦の年の1桁を表します “yyyy”で西暦を4桁で表示します。
“yy”で西暦を2桁で表示します。
g 元号を表します “g”で元号をアルファベット1文字で表します。(例:平成 → H)
“gg”で元号を漢字1文字で表します。(例:平成 → 平)
“ggg”で元号を漢字で表します。(例:平成)
e 和暦の年の1桁を表します “e”で和暦の年を1桁で表示します。(10年以降は自動で2桁になります)
“ee”で和暦の年を2桁で表示します。
m の1桁を表します “m”で月を1桁で表示します。(10月以降は自動で2桁になります)
“mm”で月を2桁で表示します。
d の1桁を表します “d”で日を1桁で表示します。(10日以降は自動で2桁になります)
“dd”で日を2桁で表示します。
a 曜日を表します “aaa”で曜日を1文字で表示します。(例:月)
“aaaa”で曜日をフルで表示します。(例:月曜日)
h を表します “h”で時を1桁で表示します。(10時以降は自動で2桁になります)
“hh”で時を2桁で表示します。
m を表します “m”で分を1桁で表示します。(10分以降は自動で2桁になります)
“mm”で分を2桁で表示します。
s を表します “s”で秒を1桁で表示します。(10秒以降は自動で2桁になります)
“ss”で秒を2桁で表示します。

まとめ

他にも表示書式指定文字はありますが、よく使うのは上記だと思います。

見易くなるように上手く使いましょう。

Excelの最近記事

  1. 日本語をエンコードする【Excel VBA】

  2. 商品コードなど長い数値だけの文字列を指数表示させない【Excel VBA】

  3. VBAで改行を指定する【Excel】

  4. 入力規則のプルダウン連携【Excel】

  5. 最短手順で計算式を保護する【Excel】

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


お薦め書籍

最近の記事

  1. Access

    Accessの数値型ではまる・・・。
  2. Excel

    日本語をエンコードする【Excel VBA】
  3. Access

    クエリで日付から曜日を算出する。【Access】
  4. PCパーツ

    ASUS AMD Ryzen 4000 シリーズ搭載小型ベア…
  5. Microsoft365

    コンデジをTeamsのWebカメラに使う
  6. SQL Server

    SQL文で今日から7日前までを指定する