データベースから商品コードのデータをもらってそのデータが数値だけの場合指数表示(e+)に自動変換される場合があります。これを回避するTipsをまとめます。
基本的考え方
セルの書式設定で「文字列」を選ぶだけでは指数表記を回避できません。文字列と明言してセルのValueに代入する必要があります。
文字列を明言するのに使うのがFormat関数です。書式を指定して日付や時刻の体裁をそろえたり、数値にカンマを付けたりするのに使う関数です。このFormat関数、書式を指定しないとそのままの文字列を渡しますので、この機能を使用します。
具体的な方法
- セルの書式設定で表示形式の分類を「文字列」に設定する。列選択などして指定しておけばよいと思います。
- セルの値にFormat関数の書式無しで値を代入します。
例えば”12345678901234567890″の値がTXT_ATAIと言う変数に代入されているとします。
これ変数をB3に代入したい場合は以下となります。
TXT_ATAI = “12345678901234567890”
Range(“B3”).Value = Format(TXT_ATAI)
Cells(3,2).Value = Format(TXT_ATAI)
上の2行は同じ処理です。
まとめ
少しひらめけば当たり前の事なのですが、意外とはまりますのでTipsとして残しておきます。参考まで。
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