システムドライブのSSD化が加速されている中で、データ保存領域としてHDDの容量増大も並行して加速しています。当記事では大容量化の代表であるWestern Digital と Seagate Technology のHDDについてまとめます。
HDDの最新トレンド
HDDはプラッタ容量の拡大と内蔵するプラッタ枚数の増大により容量増を加速しています。
機能的にリードライトの性能は回転数が高いものほど性能が高くなり、消費電力や静音性は回転数が低い方が優れます。よって、ゲームのインストール先などに選ぶ場合は性能の高いもの、データの保存先などに選ぶ場合は消費電力の少ないものを選ぶと良いです。
最新大容量HDD比較
最新のHDDとして Western Digital と Seagate Technology の10TB以上の製品を比較します。
メーカー | Western Digital | Seagate Technology |
---|---|---|
品名 | WD Red WD100EFAX | IronWolf ST12000VN0007 |
容量 | 10TB | 12TB |
プラッタ容量 | 1.44TB | 1.5TB |
プラッタ枚数 | 7枚 | 8枚 |
回転数 | 5,400rpm | 7,200rpm |
キャッシュ | 256MB | 256MB |
転送速度 | 210MB/S | 210MB/S |
販売価格チェック
各物販サイトの最新価格が調べられます。
WD Red WD100EFAX
品名 | 容量 | 売価 | 1TB単価 |
---|---|---|---|
WD100EFAX | 10TB | 39,700円 | 3,970円 |
WD80EFAX | 8TB | 26,730円 | 3,340円 |
WD40EFRX | 4TB | 16,000円 | 4,000円 |
WD10EFRX | 1TB | 7,390円 | 7,390円 |
(Amazon,2018年7月調べ)
IronWolf ST12000VN0007
品名 | 容量 | 売価 | 1TB単価 |
---|---|---|---|
ST12000VN0007 | 12TB | 47,800円 | 3,980円 |
ST10000VN0004 | 10TB | 36,480円 | 3,650円 |
ST8000VN0022 | 8TB | 24,980円 | 3,120円 |
ST4000VN008 | 4TB | 13,730円 | 3,430円 |
ST1000VN002 | 1TB | 7,800円 | 7,800円 |
(Amazon,2018年7月調べ)
まとめ
2018年7月時点では1TB単価が最安の「8TB製品」が値ごろ感があり買い時です。
比較した2機種は容量のコスパには大きな差がありません。どちらも特徴のある製品ですので主に使用する目的に合わせて選ぶのが良さそうです。
ゲームなどのインストール先にするのであれば回転数の高い「IronWolf」
データの保存先にしたいのであれば静音性の高い「WD Red」をおすすめします。
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