実際にWordPressでブログを運営していると「ブログが重い!」という大きな悩みの1つに当たります。コストを抑えるためにサーバー自体をロースペックで抑えている場合は色々と対策を取らない限りこの悩みは解決しません。
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本当に重いのか計測してみよう
個人的に「重いかな?」と思っても他のブログと比べてどれぐらい重いのか、ってなかなか分かりませんよね。
そんなときに便利なのが、ブログの重さを計測し、スコアで表してくれるサービスです。いくつかサービスがありますが、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を使ってみます。
urlを入力し、[分析]ボタンをクリックするとブログの表示速度を計測し、数値と解決策を提案してくれる便利なツールです。
Googleのコンテンツ開発者は、デスクトップで90以上、モバイルで85以上が好ましいと述べていますが、このスコアを狙おうとするとなかなかお金がかかります・・・。まずは70前後くらいのスコアを目指していきましょう!一般的なページであれば60未満にならなければいいのかな?というのが本音です。60未満であれば以下の記事を続けて読んで下さい。
WordPress高速化プラグインを導入する
「WP Super Cache」 は、サイトを静的なHTMLとしてキャッシュしてくれるプラグインです。キャッシュすることによって、ユーザがサイトを訪れた際に読み込むデータ量を減らすことができます。日本語化されたプラグインで設定も簡単なのでWordPress初心者の方にもおすすめです。
他にもいろいろな高速化プラグインがありますが、まずは一番お手軽な「WP Super Cache」を試してみましょう。
バナーを減らす
アフィリエイトASPから取得したバナー広告などがサイトを重くしている場合があります。効果が出ていないバナー画像は思い切って外してみましょう。そうすることでサイトの表示速度が上がり、結果的に広告収益が増える場合もあります。
また大量にバナー広告を設置しているサイトの場合、Googleからペナルティを受けたり、ユーザビリティの低下により離脱率向上にもつながったりすることもあるので見直しましょう。
画像を軽くする
手段としては物理的に画像サイズの縦横を小さいものにする。jpegであれば品質を85程度まで落とす。pngであれば圧縮レベルを上げる。などですが1つ1つ対応するとかなり面倒です。
「EWWW Image Optimizer」は、サイト内にある画像を一括で軽量化してくれるプラグインです。1クリックで全ての画像を軽量化してくれる機能があるため、大量の画像を掲載しているサイトなどではかなり重宝します。
読み込みデータ量を減らす
正確には「最初に読み込む容量を減らす。」です。通常は、画像の読み込みが完了してからページが表示される。しかし、ページを表示してから画像を読み込むようにすれば、それだけで表示速度を大きく改善することができます。これを簡単に実現することができるのが、「Lazy Load」というプラグインで、これを導入するだけでもPageSpeed Insights の評価が大きく上がります。インストールして有効化するだけなので設定も簡単です。
ウイジットを減らす
お手軽にコンテンツが追加できるウィジェット機能ですが、ついつい入れ過ぎてしまい重くなりがちです。一度、本当に必要なウィジェット以外を消してみましょう。
アクセス解析から、ウィジェットからリンクしているページのアクセス数や、経路を確認し思い切って外してみましょう。たとえば、日記系ブログでない限りカレンダーウィジェットや月間アーカイブページなどのアクセス数が低いですよね。その場合はカレンダーウィジェットを除外することを検討して下さい。
スペックの高いサーバーに引越す(最終手段)
あらゆる施策を試したけれど、どうしてもサイトが遅い!というときは、ブログがサーバースのキャパを超えている可能性があります。もし月々のPVがそれなりにあるのであれば、SSDストレージのスペックの高いサーバーに変えてみるのは最大の高速化手段の1つです。いままで行った対策との相乗効果でスピードアップできること間違いありません。おすすめするのはたびたび出てくる「エックスサーバー」です。
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