GoogleAdSenseをはじめてしばらくすると収益計算の仕組みについて気になって来ます。収益計算が分かるためにはその前段になる用語の理解が重要です。ここでは収益計算と用語についてご紹介します。
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GoogleAdSense見積もり収益の基本計算式
はじめに見積もり収益額の計算式です。何通りかありますが、ページRPM(1,000PVあたりの見積もり収益額)を使うのが一番簡単です。これなら今のレベルでいくら稼ぐにはどのくらいのページビューがあればいいかもすぐわかります。
見積もり収益額=ページRPM×PV÷1,000
見積もり収益額=PV×ページCTR×クリック単価(CTC)
見積もり収益額=表示回数×クリック率(CTR)×クリック単価(CTC)
必ず覚えておきたい最重要7用語
見積もり収益ウインドウと掲載結果ウインドウに出てくる7つの用語について説明します。用語は色々と出てきますが、はじめのうちはこれだけをしっかり理解しておけば大丈夫です。
見積もり収益額 (Estimated earnings)
「見積もり収益額」は、文字通り収益の見積もり金額です。
GoogleAdSenseのホームページでは、複数の一定期間の収益金額と残高を確認する事ができます。
正確な収益額が確定するのは各月末になるので、それまでの暫定的な金額とご理解ください。
ページビュー (Page view)
「ページビュー」は、アドセンスが掲載されているページが見られた回数の合計です。(1ページに表示される広告の数とは関係ありません。)
アクセス数と言ったりもしますが、「訪問人数」ではなく「閲覧ページ数」なので、1人の訪問者が10ページ見てくれればページビューは10になります。
ページビューが増えれば増えるほど、広告がクリックされる回数も増える可能性が上がるので、ページビューを増加させる工夫が収益アップにつながります。
ページRPM (Page RPM)
「RPM」は Revenue Per 1,000 Impressions の略で、一般にはインプレッション収益と呼ばれます。「ページ RPM」は1,000ページビューあたりの見積もり収益額になります。
ページRPM=1,000×見積もり収益額÷PV
あなたのWebサイトのページが1000回表示されたら、あなたはいくらの金額を受け取れるか、ということです。ページRPMが500円なら、1000ページビューで500円受け取れます。
この数値は見積もりをする上でとても重要です。クリック率やクリック単価を改善することで数値は上がりますのでガンバリましょう。
表示回数 (Ad impression)
表示回数は、文字通り広告がウェブサイトに表示された回数です。 (広告のフォーマットによって、1回に表示される広告の数は異なります。)
表示回数とはページジューとは違い、広告が表示された回数の合計になります。1ページに3つのアドセンスを表示している場合は、広告の表示回数は3回です。
また縦長の広告の場合は表示回数2回カウントされたりしますので、広告のタイプによって表示回数のカウントが異なる点も理解しておく必要があります。
クリック数 (Click)
クリック数は、文字通り広告がクリックされた回数です。
アドセンスは広告が表示されるだけではダメで、広告がクリックされると報酬が発生しますので、クリック数が多ければ多いほど収益が増えていきます。
CPC (Cost Per Click)
「CPC」は、Cost Per Click (コスト・パー・クリック)の略で、クリック1回あたりの広告収入を表します。
つまり広告単価ですね。例えば、CPCが50円なら、広告が1回クリックされる、つまりクリック数が1に対して、広告収入が50円あるということです。
CPCが50円でクリック数が20回なら、見積もり収益額は1,000円です。
ページCTR (Page CTR)
「CTR」は Click Through Rate (クリック・スルー・レート)の略で、広告がクリックされた比率をパーセンテージで表したものになります。
アドセンスのバナー広告はページ内に複数設置することができますが、ここで言う「ページ CTR」は、ページ単位の広告クリック率になります。例えば「ページ CTR」が「2%」なら、100PVのときに広告が2回クリックされたことになります。
ページCTR=クリック数/PV×100
まずはこの最重要7用語を定期的に観察下さい。
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